宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

アカミミガメ  春の気配

鯉が泳ぐ川を覗いていたら、何やら動くものが。f:id:rmenx13:20210215172315j:plain

アカミミガメですね。緊急対策外来種

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アカミミガメとは

■生態
原産地:米国南西部
大きさ:最大背甲長は雄20cm、雌28cm(2.5kg)で在来のニホンイシガメ(1kg前後)より大型
食 性:雑食性(魚類、甲殻類、水生昆虫、水草等)

■わが国への移入の経緯・状況
1950年代後半から幼体を「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入
1990年代半ばに輸入量は年間100万匹であったが、近年は5万匹以下
全国の世帯における飼育数は約110万世帯で約180万匹と推定(2013年度)

■分布状況・生態系への影響
ペットとして飼育されていた個体が野外に放たれることなどにより、北海道から沖縄まで全都道府県に分布。
在来のカメ類と餌や日光浴場所等を巡って競合し、定着地域では在来のカメ類や水生植物、魚類、両生類、甲殻類等に影響を及ぼしていると考えられる。
レンコン畑のレンコンの新芽食害等の農作物被害の報告がある。
■アカミミガメの規制の検討
アカミミガメについては、生態系等に被害を及ぼすことが懸念されることから、2005年の外来生物法の施行に合わせて法律に基づく特定外来生物への指定が検討されましたが、野外での繁殖が確認された事例が少ないこと、大量に飼育されており指定により野外への大量遺棄が発生するおそれがあること等の理由から指定が見送られました。
しかしその後、野外での繁殖確認事例の増加や、在来水生植物の食害、在来種ニホンイシガメへの影響、農業・水産業等への被害の知見が集積され、2015年3月に環境省及び農林水産省が作成した「生態系被害防止外来種リスト」において、「緊急対策外来種」に位置づけられました。
現在アカミミガメは都市部を中心とした水辺環境に蔓延し、きわめて身近な生き物となっている一方で、自然度の高い地域にも侵入し地域の生態系に影響を及ぼしつつあるなど、外来種問題を考える上で象徴的な存在となっています。また、依然として一般家庭で大量に飼育されている現状があります。こうした状況を踏まえ、下記のアカミミガメ対策推進プロジェクトにおいて規制の検討を行ってきたところです。具体的な規制の内容・開始時期については未定ですが、上記の課題等も踏まえ十分に議論を行った上で、早期に進展できるよう引き続き検討していきます。
*緊急対策外来種:対策(防除、遺棄・導入・逸出防止等のための普及啓発など)の緊急性が高く、特に、各主体(国、地方公共団体、国民など)がそれぞれの役割において、積極的に防除を行う必要がある外来種。《環境省の日本の外来種対策》

この川は定期的に有志のグループが清掃しているのですが、こんなに大きいカメが生息していたんですね。水が温 (ぬる) んで、ようやく活動を始めたようです。

この川に鯉がいるのもおかしいですが、誰かが離してしまったのでしょう。

 

春の花が咲き始めました。f:id:rmenx13:20210215172811j:plain

梅も

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雑木林では一足早く、ウグイスカグラも咲き始めました。f:id:rmenx13:20210215172826j:plain

今年は暖かいです。年々、気温が高くなってきているのではないでしょうか。

例年、2、3月に雪が降っていましたが、気候がかわったのでしょぅね。

昨日の冷たいと雨と打って変わって、風はあるもののポカポカ陽気です。

窓開放! 気持ちがいいです。