宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

これは半夏生?  ナミヒナゲシは駆除すべき

まるで葉っぱに白い塗料を垂らしたように見えます。

半夏生ドクダミ科の多年草

しかし、不思議です。この部分だけ真っ白とは。

花びらはなく、オシベ、メシベだけが見えるという不思議な花?です。

 

こちらはクチナシ

 

空き地のナミヒナゲシ

かなりの種が出来ています。

これは外来種

花はオレンジ色で可愛らしいのですが、一粒の種に1600個もの種が入っていて、物凄い勢いで増えるので、いったん広まってしまうと駆除するのは無理です。

上の画像のように、地主が管理していないので増え放題。

 

下の画像は種です。

数えられないほど小さな種がぎっしり。全て発芽したら大変だと思いませんか?

これが近所中に増え続けていたら、こればっかりになってしまいます。

 

この植物の繁殖を肯定的にとらえている方もいるようですが、日本の気候に適したから、可愛いからといって、このまま増え続けていいのか疑問です。

とにかく爆発的に増えますから、増えてしまったら駆除は難しいです。

住宅街ならまだしも、農地に広がってしまったら、農業をされている方に多大な迷惑をかけてしまいます。

 *アメリカザリガニミシシッピアカミミガメジャンボタニシの二の舞にならないようにしないと・・・・どれも日本の気候に適応してしまったんですね。

 

 ★下のような記事もあります。農業への影響は大きいです。

 

同じ場所で咲くマルバルコウソウ

花期は7月ということですが、もう咲いていました。

こちらは北アメリカ原産の帰化植物。野生化が進んでいるようです。畑で増え続けると大変なことになります。

 

元々、日本になかった種(植物も昆虫も)は-特に爆発的に増え続ける-植物は駆除する必要があると思います。

可愛いからと駆除せずにいたら、十年、百年先の日本はこればっかりに?

この植物、日本の未来に残したいですか?

 

奥日光で外来植物が大量繁殖…毎年行う除去作戦「2年間できず密生してしまった」
6/15(水) 23:49配信 読売新聞オンライン

以前、奥日光に行ったときに駆除していました。いったん繁殖してしまうと人間の手では到底駆除しきれません。これが良い教訓です。

「可愛い」なんて言ってられませんよ。