使うのがもったいないくらい綺麗な仕上がりのアミカスで、ベランダコーヒーを楽しみました。
ボンベはプリムスの110g缶。事前にアミカスを取り付けて漏れがないか石鹸水でチェックしてみました。
固く止まるまで回し、レバーを回すと「シュー」というガスの噴出音が聞こえました。
だいじょうぶそう、というか、プリムスのOD缶、使えますね。
クッカーの「チタン極」は内外にコーティングがされていない無垢のチタン。気軽に取り扱うことができるので、使う機会が多いです。
お湯を沸かすだけなら、コーティングに気を遣うこともありませんから。
明るいので、炎は全く見えません。
でも、クッカーの影の周囲からゆらゆらと陽炎が見えています。
火は中火。強火にする必要はありません。
しばらくすると、泡が出始めました。ものの数分でお湯が沸きました。
すっかり焼き色になってしまいました。
バーナーの裏側も変色しています。
使った感想。
とにかく四本五徳なので気を遣わずに済みます。これが一番。
次に意外と火力があります。というか、十分過ぎます。
嵌 (は) めておいた簡易風防 (ステンレスの板を嵌めたモノ) は少し弛んでいました。熱のために縮んだのでしょうか? 熱膨張?
外して、少し広げ嵌めなおしました。
ベランダとはいえ、風はありましたが、このくらいの風ならまったく問題はありません。強風だと、軽いチタン極の方が飛ばされないか、そっちの方が心配になります。
二度目の点火。固く嵌めたステンレスの輪がやっぱり緩み、簡単に外れました。そこで切れ目を入れて、固く固定してみました。
前ほどではありませんが、熱すると、やっぱり弛み、簡単に外すことができます。
ところが、冷えると・・・そう冷えると元のようにきつくなりました。金属っておもしろい。
まっ、熱している時は風防には触りませんから、何ら問題もないでしょう。
そう思うことにしました。
あらためて暗くなってから点火してみました。
風防あり 左が強火、右がとろ火です。少しの風では消えません。
風防を取り付けている場合は風防が真っ赤に熱せられています。
風防なし 左が強火、右がとろ火です。こちらも少しの風では消えません。
バーナーの周囲は赤くはなりませんでした。
結論 風防を取り付けましたが、このような自作の風防は必要ないことがわかりました。もっと風が強いとわかりませんが、微風位ならそのままでも大丈夫です。さすが風に強いと言われているアミカスです。
またクッカーを乗せると、上からの風が防げるので、もっと炎が安定すると思います。
こうして実際に実験をしてみると違いがよくわかります。ただ、フィールドで使う場合は風がいろいろな方向から吹いてくるし、強くなったり弱くなったり・・・実験のようにはならないでしょう。