ネットでは、材質の違いによる優劣が書かれています。
アルミ・・熱伝導率が良く、全体に熱が回るので炊飯に適しています。
ステンレス・・何よりも丈夫。多少荒く使っても凹みません。ただ、少し重い。
チタン・・良い点は軽いこと。でも、伝導率が悪いので熱が集中し、均一に熱することが苦手。
そんなわけでベストセラーや新製品に興味がある方も多いと思います。
ただ、飛びついたものの、結局使い勝手が悪くお蔵入りするモノも少なくありません。
買ったものの、使わなくなったのは・・・
Jolmoのクッカー & キース Keith クッキングポット
いずれもチタン製。こんな風に重ねられます。
Jolmo Landerのクッカー
素材:チタニウム;容量:750ml
重量:128g; サイズ:D95mm×H110mm
キース Keith クッキングポット
※2合まで炊けるクッカー。蒸して炊くという炊き方で、焦げることなく米を炊くことができます。
どうして、使わないか。発想がおもしろかったので買ったのですが、
それはユニフレームのごはんクッカーがあるし、一人用ならメスティンで十分だからです。
jolmo Landerも他に同程度の容量のクッカーがあるので使わなくなりました。
キャプテンスタッグの 17㎝のステンレスフライパン
《Amazon》
ステンレスのフライパンなので、試しに買ってみました。
ステンレスはこびりつきやすいのは有名ですが、使い方を覚えればこびりつくこともなく、うまく調理することが出来ました。
ただ、熱し方にコツがあるし、分かっていたことですが重い。取っ手が外れやすいので、使っている時にたえず注意が必要。鉄板があれば、それで間に合う事。
スノーピーク トレックコンボ 現在廃盤
《Amazon》
これはアルミ製のトレック900とトレック1400のセット品。今はバラで購入できます。
中にイワタニのジュニアバーナーが入るのでセットで買いました。
どうして、手放したか?
それは、鉄板を持っていくので、蓋をフライパン代わりに使用することがないこと。
決定的なのは、蓋の取っ手の構造上、カクンと折れてしまう事。これはダメです。
ポットのように左右から広げるタイプが絶対に使いやすい。それと、取っ手が短いので、クロスさせることができず、さらに取っ手がカチャカチャと動くこと。
あのスノーピーク製ですが、この取っ手はダメ。実用的ではありません。
クッカーは何人用なのか、そして何に使うのかが大事です。
一人用だったら、小さくていい。しかもお湯を沸かすだけ、カップラーメンを食べるくらいなら容量は小さくても間に合います。
使い方・・お湯を沸かすのがメインなら深めのポットで十分ですが、焼き物・炒め物もするとなるとフライパンも必要になります。鉄にこだわって鉄板を用意すると重たくなります。
コーヒーやビールを飲むにはマグで十分ですが、保温できるのモノにすると・・・。保温できるモノは二重構造のために直接火にはかけるはNGだし・・・。
一つのクッカーで済ませるのか、料理によって変えるのか・・・・
自分のキャンプ形態で選ぶ基準も変わってきますね。そしてファミリーからソロに変わるときも。
たくさんのクッカーは持ち運びなどで不便なので、代用できるモノで構成するのが基本でしょうが、キャンプ用のクッカーはさらにスタッキング(積み重ねること)が出来ると、収納・運搬の時にとても便利です。
現在、スタッキングできるようなクッカーを選んだので、上記のクッカーたちは使うことがなくなりました。
ということは、逆に手放せなくなったクッカーもあるということ。