熱中症の疑いで搬送の女子中学生が死亡 部活帰りに倒れ、そばには自転車も…山形・米沢市
7/30(日) 4:20配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
山形県米沢市でおととい、部活帰りに熱中症の疑いで倒れ、意識不明で搬送された女子中学生が、死亡したことが分りました。
消防などによりますと、おととい午前11時過ぎ、山形県米沢市の国道121号の歩道で、意識がない状態で倒れている女子中学生が見つかりました。
女子中学生は熱中症の疑いで病院に運ばれましたが、きのう夕方までに死亡が確認されたということです。
米沢市教育委員会によりますと、女子中学生はジャージ姿で、部活動の帰りだったということです。そばには自転車もありました。市教委では、きょう午後に会見を開き、状況を説明するとしています。
おとといの米沢市は、県内の気象台観測地点で2番目に高い、最高気温35.5度を観測していました。
29日のニュースでは病院に運ばれたとありました。
その後どうなったのか心配でしたが、亡くなりましたか。
山間の人は滅多に通らないような道路のようです。
この道を、とにかく自宅に帰らなくちゃと自転車をこいでいたのでしょうね
でも、途中で気分が悪くなり、自転車から下りて歩き始めたのかもしれません。
自分も熱中症に罹ったことがあります。頭がくらくらして吐き気がして、これが熱中症かと自覚しながらも、自宅に帰ろうと必死でした。
帰巣本能と言うのでしょう。
自転車をこげるような状態ではなかったので、自転車を転がしながら、家まで帰ればなんとかなる・・と、必死にこらえて歩き続けたのでしょう。
別の記事で「ヘルメットをつけたまま自転車の横で倒れていた」とありました。ヘルメットをかぶっていたのではよけいに暑かったでしょうね。
熱中症に罹りやすいかどうかは体質によるのかもしれません。
自分はひどい汗かきで、ちょっとした散歩でも自宅に戻るときなどはクラクラするときがあります。明らかに水分不足です。
人によって違うので、同じように休んでも、また、同じように水分を摂っていても水分が足りなくなることがあるのかもしれません。
今回の場合、映像には民家が映っているので、この家に駆け込めばよかったのでしょうが、中学生だと恥ずかしかったのか、それも出来なかったようです。
或いは、道路に出て、走っている車を停めていれば。
もっと発見が早かったら助かっていたかもしれません。
それにしても、通学に時間がかかる学校の部活。
部活には必ず参加しなくてはいけないだろうし、かと言って、この異常ともいえる暑さ。
どうにかならないでしょうか。
早朝の6時過ぎの散歩でも、ハアハアいうほどの暑さなのに、運動していたら、どれだけ暑いのでしょう。
生徒さんが可哀そうです。
その後、教育委員会の会見のニュースから、
「今回の事態を受け、第三中学校では来月2日まで部活動の中止が決まったほか、今後、熱中症警戒アラートが発表された場合、米沢市内の全中学校で、部活動を中止することを確認しました。」
とありました。
いつも思うことは、日本って、何か大ごとにならないと、動かないということ。
でも、今後は、同じような事が起こることはないでしょう。
この後も熱中症に関して、いくつものニュースが続いていました。
今後二度と起こらないようにと解決策が得られることを期待しています。