庭の幼虫は、まだ何匹か確認できます。
ほとんどが外敵から身を守るためか、葉の裏側に潜んでいます。
でも、あれだけ産卵したのに、確認したところ、それほどの数でもありません。
食われたのか、風によって葉から落ちてしまったのか。
もっと、うじゃうじゃといるものかと思っていましたが、葉の陰に隠れているのか、数匹しか見当たりませんでした。
オオバウマノスズクサのあるアーチの上から撮影。
地上から採れる葉が少なくなったために、上の方にある葉を採集しています。
葉の裏には、また小さな幼虫が隠れていました。
なるほど・・・
この子は・・・・なぜか茎にこだわっています。
こんなところまで食べなくてもいいのでは?
葉がすっかりなくなってしまったのに、この先端でむしゃむしゃと食べ続ける変わった子です。
まだ、他にもたくさん葉があるというのに、個性的!
外の幼虫はまだ小さいですが、早めに室内に移したので、室内飼いの幼虫は、もう6㎝以上に成長しました。
食べる量はハンパないです。
大量の葉を用意しました。
食草の確保こそ大事
とにかく、幼虫の飼育は葉の確保があってこそできます。
たぶん1頭で10枚以上の葉は食べてしまいますから、何頭も飼育する場合は、鉢植えでは足りませんね。
そのうちの1頭が蛹になりました。
もう、葉を入れる必要がないので、前回紹介した「アイリスオーヤマ クリアビュー飼育ケース」に移しています。
あとは羽化を待つだけです。
こちらはアオスジアゲハ
蓋で1頭が蛹化。もうすぐ蛹になります。
幼虫の大きさは、6㎝ほどに成長しています。
食欲が旺盛なので、葉を2~3枚入れてもすぐになくなってしまい、一日に二回入れていました。
フラッシュを使ったので、黄緑色になっていますが、実際は、もう少し緑色をしています。
アオスジアゲハは自然界では寄生されることが多いそうです。
寄生されないためにも室内で飼育がベストです。
ただ、この幼虫、卵から育てていないので、寄生されてないか心配です。
最後に、こういう透明な蓋つきの容器は幼虫飼育に本当に便利で役立ちますよ。