これでもかーと毎日ようにやって来ているジャコウアゲハ。食草のウマノスズクサには幼虫や卵がたくさんついています。
今回は、新たに4頭を隔離して育てることにしました。飼育を始めたら、世話が忙しくなるのは覚悟の上です。
生まれたてのような小さな幼虫の飼育は難しそうなので、少し大きくなっている幼虫を育てます。
飼育ケースを新調?し、4頭入れてみました。
1頭はやっぱり花をかじっています。
蓋をすれば、ある程度密閉することができます。
まだ、幼虫は小さいので、こんな小さなケースでも間に合いますが、終齢近くになると、食べる量も半端ないし、このケースでは小さすぎて1頭飼いならともかく多頭は無理ですね。
今回のケースはこれ⇩
実はコンビニで販売している蕎麦・冷やし中華の容器です。
味噌の容器よりも柔らかいですが、蓋もきっちりと閉まるし使えそうです。
蕎麦やうどんの容器はサイズが多少違っていますが、浅くて大きい容器が最適です。
これなら重ねることもできます。
下の容器、直径や深さが違います。でも、しっかりと蓋が出来ることは同じです。
直径は、下の容器で約15㎝ほどです。味噌容器(10x10)に比べて開口部は大きいです。
密閉容器の良さは・・
〇簡単に開け閉めできること。蓋がない場合、ラップ&輪ゴムを使うと面倒。
〇密閉してあるので、幼虫の脱走や外からの敵の侵入がないこと。
〇密閉しているので、小さな容器なら葉が乾燥しにくく長持ちする。
*とにかく葉の乾燥は避けたいです。
〇重ねられるので、移動や保管が便利。
〇容器が小さいので、清掃が楽。
〇容器自体軽いので、葉の下側にいる幼虫の観察がしやすい。
味噌の容器が空っぽになるまで待ってられない!
前回、味噌の空いた容器がいいと書きましたが、味噌は一日では空っぽになりません。それよりは、手っ取り早く、すぐに空っぽに出来る、こんな蕎麦の容器ではどうでしょう?
*味噌の容器の方が固くてガッチリしているので使えますよ。捨てないで!
妻が食べていた、アイスの「しろくま」。この容器はちょっと小さすぎて無理でした(笑)
容器は身近なところにあります。
今は、透明な容器に入っている食材がたくさんあります。スーパーやコンビニで物色してみるのもいいかもしれません。
浅いモノなら弁当の容器も。(ただ、幼虫が大きくなると✖)
密閉出来て、そこそこしっかりしていれば、飼育ケースにぴったりです。
しかも、この容器の良いところはリサイクル品なので、使わなくなったらプラごみとして処分すればいいだけです。
この点がわざわざ購入したプリンカップ(大)との大きな違いです。