いつも見慣れている「コミスジ」かと思って撮影していました。
だいたい、庭には「コミスジ」しか来ませんから・・・
「コミスジ」同様にひらひらっとゆっくりと飛んでいますが、「待てよ、コミスジ」よりも少し大きいぞ!
そして、とまったのは、バラ科の「ハナカイドウ」。
しかも、逆さまです。
こういう時、バリアングルのカメラは便利です。
ディスプレーを回転させ、カメラを下側から向けての撮影。
*バラ科ですが、産卵している様子はありませんでした。
この辺りまで撮影していて、「コミスジ」じゃないと判断。
興奮して来ました。
翅の模様がくっきりと分かれば、蝶の種類が特定できます。
「ホシミスジ」だ。
「ミスジチョウ」や「オオミスジ」は、山地や渓谷に生息するというので、奥多摩や八王子などでしょう。
ここは丘陵地に近いので「ホシミスジ」がいてもおかしくはありません。
下はご近所のシモツケ⇩
いったん飛び立って、その後アオキの葉にとまりました。
近づきます。
「人の気配には敏感。」と、昆虫エクスプローラ に記載されていましたが、いえいえ、そんなことないです。
これで、「ホシミスジ」までの距離は約 3㎝。
かなり、接近してシャッターを切っています。
下は5月の初旬にやって来た「コミスジ」です。
大きさは「コミスジ」よりも少し大きいです。
しばらく、モデルになってくれました。
初めて庭にやって来た (というか、庭で観察できた) ホシミスジ。
もう、興奮状態です。
嬉しいですよね。
こういう普段見かけない蝶が庭にやって来てくれるなんて。
この後、てっきり飛んで行ってしまったかと思いきや、午後5時前に・・
まだ明るいですが、同じアオキの葉の裏にいる「ホシミスジ」を発見。
これはうっかり見過ごすところでした。
何度か、翅を動かしていました。
恐る恐る近寄って、シャッターを切りました。約5㎝ほどの距離です。
やがて翅を動かすことはやめて、じっと動きませんでした。
今夜は、ここで一泊ですか?
アゲハは葉につかまって普通に寝ますが、この「ホシミスジ」は、こんな風に葉の裏側で休むんですね。新発見です。
これじゃあ、見つかりませんね。
とりあえず確認してみると、同じ「ホシミスジ」でした。
翌朝、光を浴びるために、日当たりの良い葉にとまっていました。
棲みついちゃったか?