トキワイカリソウに遅れて、ようやくイカリソウが花を咲かせました。
上はまだ蕾ですが、こちらは一輪咲きました。
トキワイカリソウ(右)に比べて葉も小さいですが、可愛い可憐な花です。
ただ、トキワイカリソウ(左)と比べて、花自体の大きさは変わりません。
トキワイカリソウの新しい葉。黄緑色がテカテカと光って奇麗です。
花が重なる時期はありますが、トキワイカリソウの花が終わっても、その後もイカリソウの花は咲き続けています。
植物の移植
毎日眺めている庭ですが、植物はこちらの思惑とは違い、少しずつ広がって(移動)いきます。つまり、思い描いていた庭の植物のレイアウトが崩れてしまう。
植物を植える時って、その植物の枝や葉の広がり具合、どのくらいのスペースが必要か、他の植物との干渉等々、考えて植えていきます。
でも、考えていた以上に勢力を伸ばしたりすると、剪定したり、時には移植したりしなければいけない時が来てしまいます。
今回がそうでした。
一旦、気になってしまうとダメ。なんとかしなきゃと動かざるを得ません。
画像の右上の空間が妙に開いてしまっています。ここにコウヤボウキを移植することにしました。
エビネは葉を広げると大きいので、葉がミスミソウにかかってしまうでしょう。これも移植します。
植物によっては移植を嫌う種もありますが、これらの植物を掘り上げて移植したいと思います。
まずはコウヤボウキ
スコップで周囲の根を切りましたが、他の植物の根も絡んでいていて、なかなか掘り上げられませんでした。
特に、太い根(たぶんシロダモ)の根は太く、ハサミで切ってしまいました。
そして、何とか掘りだして、右上(シロダモの右側)に移植しました。
次に、コウヤボウキを掘りだして穴が開いた場所にエビネを移植しました。
移動完了です
コウヤボウキはそれほど激しく成長する木ではなく、背丈も低いので、この場所が適当かと。管理もほとんどしなくて済む木ですから助かります。
エビネはまだ葉はありませんが、白い円くらいは葉を広げるので、このくらいのスペースがあれば、ミスミソウともかぶらず安心です。
土を軽く押さえて、たっぷりの水をかけておきました。
この季節は植物の成長期。
多少、根が切れても成長には影響が少ないと考えています。
その後、蕾が膨らみ始めました。さっそく食われています。
滅多にやらない植物の移植ですが、成長を見越して植えてはいても、植物は思わぬ成長をするものです。
そんな時は、躊躇わずに、移植をしてしまった方が満足感が違います。