ひっそりと咲いていました。
五月ごろに咲いていたのは白い花の「トキワツユクサ」です。違う種類です。
ところで、お隣の庭。物凄いことになっています。
足の踏み場もないというのは、こういうことを指すのでしょう。
ウラギンシジミの食草のクズをはじめ、ヨウシュヤマゴボウ、ヤブガラシ等々、雑草の大物たちが蔓延ってしまっていて手を付けられないのでしょう。
《ウラギンシジミの吸水 2006年撮影》
元々、クズなどは手を焼く植物で、絶対に庭には植えないし、他にも色々な種が飛んで来てしまうと、こんな状態になってしまうんですね。
5mの高さになったキンモクセイにとりつくクズ。てっぺんでようやく花を咲かせました。この花がウラギンシジミのお目当てです。
クズはツル性で他の樹にとりついて、やがてその樹全体を覆ってしまいます。ヤブガラシも同じように樹全体を覆いつくす植物です。
ですから、自分もクズを食草にと思いましたが、ある程度の高さの木や支柱に這わせないと育てられないし、花さえも咲かせられません。
庭で食草として育てられる植物ではないので、却下しました。
ただ、隣家からクズが容赦なくツルが伸びてくるので、ツルが境界を越えたらカットしています。
とにかく繁殖力の強い植物。また成長が早く、高木になる木は庭木としては不適切です。
繁殖力が旺盛で、一度根付いてしまったら大変な植物。特にクズは地下茎でどんどん侵入してくるので根絶するのに苦労しました。
もちろん、こういう植物にやって来る蝶もたくさんいますが、これらの雑草を見逃していたら、もう庭ではなくなります。
*「雑草抜きが大好きだよー」という方には絶対にお勧めです。(笑)
*でも、隣家。さすがに年に一回くらいはザーッと草取りをしています。