キハダ
我が家のキハダはミヤマカラスアゲハを呼ぶために植えた樹です。
最初は40㎝ほどの小さな苗でした。(植木屋で購入)
苗のうちは小さく可愛かったのですが、地植えしたら成長が早く、瞬く間に 1 0mを超す樹へと成長。
*「庭木図鑑 植木ペディア」に載っているので、庭木と思って個人宅で育てられると勘違いしてしまうんですね。到底、無理です。大木のクスノキもケヤキもクヌギもブナも載っていますが、どれも「庭木」ですか?
頭上に葉があっては、幼虫の採集も観察さえできません。
大きくなりすぎたのです。
観察するなら目の高さぐらいにしないと無理ですよね。
まだ小さかった頃のキハダにミヤマカラスアゲハが産卵に来て、そこから飼育を開始しました。
そして、羽化。
電灯のコードにつかまっています。
この翅の美しさが特長。
《ミヤマカラスアゲハ 2006年9月撮影》
キハダ。
これ以上大きくなったらとんでもないことになると思って、業者に根元から切ってもらいました。
樹そのものは柔らかく、あっという間に切り終わりました。
その際、クレーン車を使って切り倒してもらいました(笑)
今も切り株だけ残っています。
屋根を超える樹は植えてはダメですね。
猛反省。
同様に「カラスザンショウ」も葉だけでも、長さ30~80センチの大きな羽根状と、とてつもなく長く大きくなります。こんなに大きな葉では他の植物の邪魔になりますね。
30年?ほど前、妻の実家の北九州で大きく育ったカラスザンショウの大木を間近で見た時、「これはダメだ」と、すぐに却下しました。
今森光彦さん宅のような広い土地 (里山) ならともかく、個人宅では絶対に無理だからです。
雑木林の草刈り
近所の雑木林では草刈りが終わりました。
でも、道路に面している、見える部分だけで、樹木が生えている奥の方は草取りなどはしていません。
そのため、ツル性の植物が樹木を覆うように生えています。
葉の大きなクズも混じっています。
もう、こうなると手がつけられません。
雑木林の奥だし、通路もない場所なので生え放題です。
道路側に一部のクズやヤブガラシが残っていました。
こうなると、藪そのものです(笑)
これがヤブガラシ。
花自体は質素ですが、その成長スピードと樹木の上まで這い上がっていくほどの生命力。
クズ同様に、地下茎まで全て掘り出さないと駆除できないという悪党です。