自然界では、冬越しは当たり前の出来事。
雑木林などに生えている植物は、寒くなれば葉を落として、来春に備えます。
チゴユリの葉が枯れ始めました。枯葉は庭にばらまかれるわけではないので邪魔にはならず、このまま放置します。
夏に花を咲かせたヤブカンゾウ。
そろそろ葉が枯れ始めてきました。
細くて長い葉なので、枯れて黄色くなると、だらーっとして見栄えが悪いです。
そこで、根元からばっさりと切ってしまいました。
こうして鬱蒼としていた葉がなくなると、葉の陰に隠れて見えなかった雑草や樹木の苗木などが見えてきます。
これはシュロですね。まだ葉が二枚ですが、大きくなると大変。
これはサンショウですね。
この二つは、余っていた鉢に植え替えてみました。
反対側のヤブカンゾウ。
こちらも切ってしまいました。
まだ咲き続けているホトトギス。
これも花が咲き終わったら、根元から切ってしまいます。
丈夫な植物なので、来年になれば再び花を咲かせるでしょう。
オオバウマノスズクサも枯葉が目立ちます。
今年はジャコウアゲハが来なかったのが残念ですが、来年に期待したいです。
ということで、冬越しと言っても、シャラなどの落葉樹は葉を落とすだけですし、その落ち葉を拾うだけ。
自然に任せておくだけで十分です。
この時、落葉樹は葉が落ちて枝だけになるので、樹形を考えて剪定します。
でも、園芸種や本来、その地域に生えていない植物などは、室内に取り込んだりと冬越しをしなければいけないでしょうね。
面倒ですが、それも園芸の楽しみでもあるのかな?