ふと、庭に出ると、ルリタテハがいました。
ルリタテハは久しぶりです。
でも、何か様子が違いました。
ヤマトシジミ 3頭が、ルリタテハを追いかけているのです。というか、追い払っているようにも見えます。
シジミチョウの縄張りに入って来たルリタテハを追い出そうとしているんですね。
必死で逃げ回るルリタテハ。それを執拗に追いかけ回すシジミチョウ。
この光景は見モノでした。
普段、大人しくひらひらと自分の目の前を飛んでいるシジミチョウ。
今回は違う一面を見ました。
シジミチョウがこれほどまでに縄張り意識が強いとは思いませんでした。オス同士の縄張り争いは知っていますが、他の種類の蝶を追い出すとは驚きです。
ルリタテハも、とんだ強敵に出会ってしまいました。
それでも、シジミチョウを振り切って、なんとか食草のホトトギスに辿り着いたルリタテハ。
まだシジミチョウが見張っています。
ルリタテハも子孫を残すために必死です。
なんとか産卵に成功したようです。
翅を閉じると、目立たない模様。
何回か産卵を繰り返しました。
去年はホトトギスとカサブランカにたくさんの幼虫を見かけたのに、今年はいないなぁーと思っていましたが、こんな攻防もあったんですね。
ヤマトシジミ、強し!
蝶同士でも縄張り争いがあるんじゃ、たくさんの蝶が乱舞って無理なんでしょうね。
いや、おとなしい蝶もいるのかなー?
昨年の記事⇩
でも、産卵が終わると、すぐに飛び去ってしまうアゲハやルリタテハと違い、毎日ヒラヒラと庭を飛び続けるシジミチョウ。
時には5頭がいる時もありました。
小さな蝶とはいえ、毎日シジミチョウを見られるなんて幸せかもしれませんね。