クチナシの大敵、オオスカシバの卵です。
この他に幼虫も数匹いました。
毎日、欠かさずに点検していたのに、うっかりと見落としてしまっていました。小さな幼虫は見つけにくいです。小さな葉に小さな食痕。これが頼りです。
下はずいぶんと大きくなってた幼虫。これで2㎝ほど。
幼虫は若葉と同じ黄緑色をしています。
しかも、画像のように葉の裏側にいるので、食痕を見つけたら、いちいち葉を裏返して幼虫がいないかを確認するようにしています。
小さな株ならまだしも、大株だったら探すのも大変です。
どちらも駆除しましたが、その間、三か所も藪蚊の襲撃を受けてしまいました。
カンカン照りの時は藪蚊は一匹も現れませんが、曇り空では動き始めるんですね。
下は2018年に撮影したオオスカシバの吸蜜の様子。奇麗でしょ?
これを見てしまうと、可哀そうで駆除できなくなってしまいます。
どう見ても、蛾とは思えないほどの美しさです。
庭木は毎日、点検
ということで、クチナシ以外でも食痕があったら、すぐに裏返して確認を!
妻の実家の九州の家は 80坪ほどの庭に通路や樹木をたくさん植えていました。ところが、そんなに広いと手入れが大変です。
特に夏は藪蚊の襲来にあったこともあるし、いつだったかはうっかり蜂の巣に触れてしまって刺されたことも。
広すぎるのも困りものです。
うっそうし始めた通路
通路脇は雑草だらけ。左へ進むと玄関があります。
最初は小さな株だったのに・・・こうなると手が付けられません。
リビングから見た庭。樹木も高く聳え立ってしまっています。
さらに、北側には池、竹やぶなどがあります。
夏に数回、草刈りも兼ねて出かけましたが、真夏の草取りは死ぬ思いです。
全部の雑草を取り切れなかったです。
ましてや害虫駆除のために、いちいち葉の食痕を探す気になれません。
それに比べて狭い庭 (我が家) なら、すぐに異変に気付きます。と言っても、毎日毎日、植物の点検をしていますが、隅から隅まで行うのは大変。
植物の大きさや数も関係あるでしょう。数が多くなれば、それだけ見落としてしまう確率も上がります。
でも、ガーデニングの管理って、そういうところから始まるのだと思っています。