すっかり秋めいてきて、虫たちもぐーんと減ってしまいました。
時々、スズメバチかと思うような羽音でやって来るスカシバ。花にとまってくれないのでシャッターチャンスを逃してばかりです。
池にいるメダカは水面にはいないので、見ることが出来ないし、・・・
ところが、大きなカマキリがいました。
動きがゆっくり。老体といった感じです。おしりを水につけてみましたが、ハリガネムシは出てきませんでした、寄生されてはいなかったようです。
ウマノスズクサのツルにそーっと移動させると、上へ登ろうと前脚をしきりに動かしました。ただ、左の前脚は第二関節のあたりが動かないようで、なかなか枝に脚をひっかけられません。さらに右の中脚が途中でなくなっています。
つまり、四本脚。
それでも、途中で休みながらも上へ上へと登って行きました。
一休みしたと思ったら、左右の触角のお手入れを始めました。
前脚のお手入れも忘れません。
そして、てっぺんまで登りつめたところで席を外しました。
20分後ぐらいに見てみると、
あれれ、
逆さまになっています。どうしたことでしょう?
暗くなり始めた頃、見に行くと、ゃっぱり逆さまに張り付いていました。
ここなら外敵に見つからないからでしょうか?
地面では、蟻が何かの種を運んでいます。冬支度ですね。