細い枝がゴチャゴチャと生えている中、白い花が咲いていました。
たぶん、ヤマザクラ。
通路の左右をキョロキョロと観察しながら歩かないと気が付かない場所に咲いていました。
なぜ、こんな場所で?
不思議だったので、もう少し眺めていると・・・・
花や枝があったのは、この横たわっている倒木から伸びていた枝でした。
画像では分かりにくいですが、何かの原因で太い幹が切り裂かれています。
その左側はと見ると、〇印は倒れた木から生えている枝です。この枝にいくつもの花が咲いていました。倒れていてもまだ生きていたんですね。
こちらは倒れた木の周辺。〇印は生き残っている幹から新しい枝が伸びている様子です。
つまり、萌芽更新。
親木が何らかの理由で倒れた後に、その脇から新芽を出し、それが新しい枝となって成長したようです。
新芽が次々に生え始めていました。
こうやって、ヤマザクラが再生されていきます。