東洋蘭とは・・・
ラン科(APG分類:ラン科)植物は園芸界では洋ランと東洋ランに分けることがあるが、熱帯から亜熱帯原産で、主として欧米で改良が始まったものを洋ランとよび、日本や中国大陸中・南部など主として温帯原産で、小形のものを東洋ランとよぶ。シンビジウム(シュンラン)属が中心で、よく栽培されるものにシュンラン(春蘭)、カンラン(寒蘭)、ホウサイラン(報歳蘭)、スルガラン(駿河蘭)、ギョッカラン(玉花蘭)、イトラン(糸蘭)などがある。ほかにデンドロビウム属のセッコク(石斛)、ネオフィネティア属のフウラン(風蘭)などがある。
[植村猶行 2019年5月21日]
《日本大百科全書(ニッポニカ)「東洋ラン」の解説より》
母が東洋蘭を鉢植えで育てていますが、そろそろ植え替え時期だとか。
母はデイサービスで知り合ったアマプロ?の方から、土のことや育て方などを教えてもらったそうで、さっそく東洋蘭の土を買ってほしいと言われました。
ネットで東洋蘭を調べると、自分が育てている「シュンラン」も東洋蘭のうちで、地植えしていますが、特に手入れをすることもなく順調に育ち株を大きくしています。
この春、どの株もたくさんの花を咲かせました。
日の当たり具合なども考えて六ケ所に分けて植えています。
いずれも日当たりが良すぎる場所を避けていますが、半日陰の場所がシュンランにとって好都合なのでしょうね。
肥料も粒状のものを時々与えるぐらい。自然下では誰からも肥料なんて与えられないわけですから。
さて、母の育てている東洋蘭は、
《画像は昨年の8月撮影》
上の鉢の他に4鉢ありますが、一番大きな鉢がこんな状態。
もう一つの鉢も。
ちょっと見た目が悪いですね。
順調に育っているとは思えないような葉のつきかたです。
母は全くの素人です。
自分がシュンランを育てているのは知っている筈ですが、どうやらシュンランと東洋蘭は違う種だと思い込んでいます。
アマプロから聞いた母は、東洋蘭が心配で「土が・・」と慌てているのでした。
我々夫婦などの素人が何を言っても聞きません。母は権威のある校長や医者、そういう方の話しか信用していません。
そこで、昨年も購入した、「東商 東洋蘭培養土 5L」を注文しました。
《Amazon》
これを使って植え替えをし、元気な株に育てて、また奇麗な花を咲かせてほしいものです。
ただ、一日中テレビばかり見ている母、いつ作業をするのでしょう?
昨年はカサブランカ用にと土と植木鉢を注文しましたが、このとおり手つかずのまま。
土も入れ替えずに、そのまま育てています。(これでも花は咲くんですけど)
老いたなー。