雨が何日か続いたので、植物も成長が早くなったようです。
そこら中からドクダミの新芽が出ていました。昨年、だいぶ抜いたのに地下茎が残っていたんですね。とにかく見つけ次第抜いています。
以前、クズが繁殖を始めた時、芽が出たら切る、出たら切る・・を繰り返して体力を消耗させて枯れさせたことがありました。
でも、ドクダミはクズのように一か所から出て来るわけではないので難しいでしょうね。とにかく、「見つけ次第抜く」ことに努めています。
前回、雑草は片っ端から抜いてはいけないと書きましたが・・・
このヤブコウジともう一本の木の下に小さな葉が見えました。
この葉の形。ミスミソウですね。危うく抜いてしまうところでした。
その木ですが、種類は何?
ネットで調べてもなかなか見つかるものでもないし、名前が分からない植物が多くて困ります。
地上茎で伸びる
こちらはヘビイチゴの匍匐茎(ほふくけい、地上茎)。こんな風に勢力を拡大します。
こちらはシロツメクサ。
これも上のヘビイチゴと同様に地上茎で広がっていきます。
植物の成長が遅いと心配だし、かと言って勢力旺盛だと困るし・・人間って我が儘です。
どちらもグランドカバーなので、どんどん伸びてくれることを期待しています。
ただ、昨年はシロツメクサが伸びすぎてしまい、ヒメウツギ等の領域まで侵していたので、少し間引きをしました。
地上茎は地下と違って目に見えるので、簡単に切り取ったり引っこ抜いたりできます。
グランドカバーって、地面そのものを見えにくくするためのもの、自分はそう考えています。
観賞用のグランドカバーでない限り、人が踏みつけてもいいのではないでしょうか。
飛び石もありますが、普通にシロツメクサの上も歩きます⇩
上のホトトギスは地下茎で広がります。かたや、シロツメクサは匍匐茎(地上茎)で伸びます。
この境目が植物同士のいわば戦場ですね。
この境目に何か仕切りを施してもいいのですが、地面から出っ張ってしまうのは見苦しいし、人工のモノは出来るだけ置きたくありません。
植物同士が自然に重なり合う方が絶対にいい感じです。
ホトトギスの地下茎はステルスなので抜くことは難しいですが、地上茎のシロツメクサなら簡単に引っこ抜くことができます。
道具を使うのも良し、でも、最後は人力。
今年もそんな作業をしながら、植物と付き合っていきたいです。
二軒隣の奥さんは、「雨が降ると、雑草がねー」とぼやいていました。
ガーデニングって、そもそも、そういう作業がつきものだし、それが楽しいんですから。
それが嫌だったら、庭一面に植物が生えないような処置を施すか、庭全面を人工芝化するしかないでしょ! (笑い)
人工芝ではない普通の芝だと・・・前のお宅が時々芝刈りをしていますが、大変そう。
ただジャノヒゲのように、取り去ったつもりでも地下茎が生きていて、また芽を出す植物もあります。
芽が出た頃は隣のシランと同じようでしたが、ジャノヒゲの方は葉がいくつか重なって生えて来るので見分けがつきます。
もちろん、すぐに抜いてしまいました。