早朝、四時半すぎると、ガビチョウが目覚まし代わりにけたたましく鳴き始めます。
セミも負けじと鳴き始めています。
さて、「トウキョウヒメハンミョウ」。
「トウキョウ」という名前がつくぐらいなので「東京」、或いは関東近辺に多いそうです。
自分は生まれも育ちも「東京」なので、嬉しいですね。
何かとても親近感が湧いてきます。
この小さな虫です。
肉食なので牙があります。
「ヒメ」と名がつくように、体長は1㎝以下の小さな目立たない甲虫です。
人が近づくと、すぐに飛んで行ってしまう・・・という記事を見かけましたが、これで 撮影距離 5㎝。
トウキョウヒメハンミョウと仲良くなった証でしょうね。
ところが、数時間後・・・
ホトトギスの葉で、蜘蛛が何かを咥えているように見えました。
葉の下には、「セマダラコガネ」がいました。この子も危なかったです。
蜘蛛の餌食になっていたのは、あのトウキョウヒメハンミョウでした。
こういうことってあるんですね。
一瞬の隙を突かれたようです。
なんというか、これが自然の成り行き。
しかし、蜘蛛って、さすが素晴らしい狩人(ハンター)だったんですね。