毎年、6月の最初の日曜日は地域美化デー。
これは、自分の家の前や普段使っている近くの道路に生えた草などを自治会の班ごとに抜いて、清掃し奇麗にする日です。
アスファルトの溝から生えだした雑草はなかなか手ごわいですが、汗をかきながら皆さん一生けんになって抜いていました。
熱湯をかけるといいなんて話もあります。
最後は近くの公園に集まって、保存用のペットボトルをいただいて終了します。
これは自治会の取り組みのうちの「生存確認」や「水の配布」の訓練も兼ねています。
ファミリー層は旦那さんおーや子ども達も
さて、二十代、三十代のファミリー層 (夫婦で子供と一緒に遊ぶ世代? パパ・ママ世代?) は旦那さんも率先して参加し、特に力仕事をしてくれます。
道路族の家族ももちろん子供たちとともに参加。
これが昭和世代?
引っ越してきてから、ずっと美化デーに参加していますが、一度も旦那が参加しているのを見たことがない家もあります。
昭和世代です。
奥さんはせっせと草取りをしていますが、旦那は全く表に出てきません。
たぶん、現役時代はそれなりの役職があったり、〇〇長などをやってきた方々なのかもしれません。
その地域に生きるって、こういう自治会活動にも参加するってことなんですけど、地域に貢献すらできません。
「そんな、草取りなんかやってられるか」
「女がやればいいんだ」
なんて考えている人たちでしょうか?
年一回とはいえ、地域の交流の場にもなっていて、久しぶりに会う方もいました。小さな自治会だから、皆さん、顔馴染みなんです。
到底30分ぐらいでは終わらない作業。
そこで、ある程度時間を決めて、その時間になったら、近くの公園に集合。そこで水をもらいます。
コロナ禍なのできちんと整列はしませんが、班長さんの後について水をもらって来ました。
ところが、そのみなさんが集まり始めた公園では、「これじゃあ、どこに並んだらいいかわからない!」と自治会の運営に苦情を言う人もいて、係の方は困った顔をしていました。
班の番号が書いてあるプラカードを掲げて、「ここですよ」と表示しなくても、小さな自治会ですから聞けばわかること。
でも、そういう事をきちんとしていないとダメなんです。
さすが、元校長先生です。
地域では肩書もなにも通用しないのに、仕事柄、ついつい出てしまうんでしょうね。逆に煙たがれるだけなのに。
働いていた時は、そんな肩書があり部下も大勢いたようですが、辞めてしまったら、ただのおじいさんです。
我が家にふらっとやってきたヒメウラナミジャノメ。
かなり接近していますが、じっと動かずにモデルをしてくれました。
いい子です。
食草はススキやイネ科の植物。
我が家にない植物ばかり。