そろそろ、カマキリが見られる・・と思ったら、いました。
けっこう大きいです。しかも、周囲には干からびたハリガネムシ。
ずいぶんと太ったハリガネムシ。
今年、初めて見るハリガネムシです。
まさか、このカマキリの体の中に、2匹いたの?
これじゃあ、カマキリもたまらん!
こちらは少し小さなカマキリ。
この個体にはハリガネムシはいなかったようです。
すると、さらに先には・・・
このカマキリは生きています。
指で小突くと、慌てて逃げていきました。
それにしても、カマキリを川に誘導させるのがハリガネムシの本能。でも、川どころか道路でペチャンコ。
ハリガネムシの思惑通りは行きませんね。
それにしても寄生されたカマキリが可哀そう。
これから、まだまだ見つかりそうです。
アスファルト上で死ぬカマキリ、寄生虫に操られていた 京大など解明
11/13(水) 12:00配信 毎日新聞
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ハリガネムシは水中でふ化し、まず水生昆虫に寄生する。カマキリが水生昆虫を食べると体内で成長し、カマキリの行動を操って水に飛び込ませる。そこで腹から脱出し、水草などに産卵する。寄生されたカマキリ(感染カマキリ)が入水するのは、水面からの反射光に多く含まれる、電磁波の振動が水平に偏っている「水平偏光」という光に引き寄せられるからだとみられている。
そこで佐藤拓哉・京都大准教授(生態学)と京大修士課程学生(当時)の澤田侑那さんらのグループは、感染カマキリが、アスファルトを水辺と勘違いしている可能性があると推測。アスファルト道路の水平偏光を測定すると、感染カマキリが入水するような水辺と同じ強度だった。光源を使った室内実験で、感染カマキリは水平偏光がより強い方に誘引されることも分かった。
実際の行動を確かめるため、アスファルト道路と、色の異なる三つのセメント道路を作って感染カマキリを放すと、感染カマキリはアスファルト道路を高頻度で歩いた。さらに日本と台湾の4地点で100匹以上のハラビロカマキリをアスファルトと樹上で採集したところ、樹上の個体の感染率は低かったが、アスファルト上の感染率は8割以上だった。
佐藤准教授は「ハリガネムシはカマキリを巧みに操るよう進化してきたのに、人間活動によって逆に自分の首を絞めてしまっている」と話す。
《同記記事より引用》
ハリガネムシの仕業とばかり思っていましたが、実は「水平偏光」が原因だったわけですね。
つまり、水辺に行く途中に死んでしまったわけではなく、アスファルト道路を水辺と錯覚し、そこにいたために押しつぶされてしまったという事ですか。
これは一つ勉強になりました。
ただ、コメントに、
昨年もアスファルトの路上で車にひかれて死んでいるカマキリからハリガネムシが這い出しているのを見ました。
ただその道の隣には小川が流れていたので、アスファルトと水辺を勘違いしたのか、水辺に向かう途中で車にひかれたのかは判然としません。
郊外の小川の両側はたいていアスファルトの道路になっているので、水辺とアスファルトのどちらに引き付けられたのか、それとも相乗効果なのか、研究を深める必要があるかも。
水辺と無関係のアスファルトの道路でカマキリが死んでいても、もしかすると雨で濡れた道を水辺と勘違いした可能性があるかもしれません。
ハリガネムシはまずカゲロウの幼虫など水生昆虫の体内に入り込み、それら昆虫の成虫を食べたカマキリに寄生します。つまり寄生されたカマキリは水辺に近くにいるので、アスファルトに引き寄せられたのか、水辺を目指していたのかはかなり分かりにくいでしょう。
とあったので、さらなる研究に期待したいです。