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ネコを外に出してはいけない意外な理由

ネコを外に出してはいけない意外な理由 “驚異的な狩猟能力”が与える生態系への影響(どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU)
2023年5月14日(日) 14:09配信

newsdig.tbs.co.jp

最近、東京では野良猫を見かけることが少なくなりました。
4-5年前までは、よく公園の片隅などで近所の人が餌をやり、数匹のネコが集まっていたものでしたが…。

 

外にネコがいなくなった理由。それは、ここ十数年ほどの間に、ネコにとってふたつの衝撃的な出来事があったからです。TBS「どうぶつ奇想天外!」と一緒にふり返ってみましょう。
(TBS「どうぶつ奇想天外!」初代プロデューサー 戸田郁夫)

番組では、イエネコ(人に飼い慣らされたネコ)の野性的な姿を追ったことがあります。2007年のことです。

高知県・自然豊かな四万十川で、飼いネコの行動を追いました。ネコは一歩外に出ると“野性の顔”に変わります。獲物の気配を感じとり、カマキリを捕まえ、カエルも、ネズミも狩るのです。獲物に跳びかかる直前の瞬間の瞳孔の変化がとても面白い。

これが放送された時は、視聴者のみなさんにとても面白がっていただきました。
クレーム電話も記憶にありません。でも、一昨年になってYouTubeに公開したら…!

■14年経ってYouTubeに公開したら予想を超えた「お叱りの声」が…

この動画をYouTubeに公開したのは、放送から14年も経った2021年4月。公開後、すぐに動画のコメント欄が騒がしくなりました。「寄生虫が心配」というコメントはネコ好きな方からでしょう。「自然破壊だ」とか「ちゃんと価値観アップデートしなよ」という意見も寄せられました。

「ネコは家の中で飼いましょう」
最近そう言われていることは知っていたのですが、反響の温度が予想以上でした。

《後略 上記の記事より抜粋》

「可愛い、可愛い」と野良猫を可愛がる人もいますが、実はとんでもない事なんですね。

四万十に限らず、普通の地域でも庭に入っておしっこや糞をしたり、近くの雑木林や野原では、狩りが行われ、昆虫や野鳥たちが餌食になっています。

ましてや寄生虫による病気などをもっているので、他人事ではありません。

 

意外な理由? 

こんなこと考えれば分かることなので、意外でもありません。普通です。

意識が低すぎるんです。

 

こちらはだいぶ前の記事ですが、

この記事から抜粋すると、

放し飼いの飼い猫の方が、同程度の大きさの野生の捕食動物に比べて殺す獲物の数が多く、野生生物に与える影響は2~10倍大きいと研究チームは指摘している。

研究チームは世界6カ国で放し飼いにされている飼い猫925匹にGPS装置を取り付けて行動範囲を調べるとともに、米国と英国、オーストラリア、ニュージーランドでは捕まえて持ち帰った獲物を調査した。野良猫は調査対象に含めていない。

調査の結果、飼い猫の行動範囲は平均で飼い主の家から100メートル程度に限られていて、野生生物の被害は特定の地域に集中していることが判明。「飼い猫は餌を与えられているので、1日当たりに殺す獲物の数は野生の捕食動物よりも少ない。しかし行動範囲が非常に狭いので、その地域の獲物に対して極めて集中的な影響を及ぼす」

と。

 

下は、お隣の木の上に巣を作った野鳥の雛を狙う野良猫。《2022年撮影》

猫は木登りが得意。

抵抗できない野鳥の雛を難なく咥えました。

獲物を食べている様子。

もう一羽、雛がいます。これも食われてしまいました。

止めようと思いましたが、こういう生態を証拠として残しておきたくてあえて撮影しています。

 

これで野良猫の生態が良く分かります。

家庭では可愛がっている猫だって、外に出てしまえばハンターなんですね。

自然界では食う食われるは当たり前のことですが、自然界に野良猫はいません。

生態系が狂うのは当たり前です。

 

野良猫対策として、避妊手術をしている自治会もありますが、野良猫そのものが害獣なんですから・・・

野良犬は駆除されるのに、野良猫はお咎めなし。

こんなのアリでしょうか?

本来なら、各自治体で取り組んでほしいものですが・・・・

 

 

今朝は風もあり、涼しいを越して寒い朝を迎えました。まるで高原にでもいるようです。

5月って、こんなに寒かったっけ?

お隣のエアコンはすでに稼働しているようで、ファンが音を立てて回っています。

 

5月の中旬、近所の駐車場で鳴いていた子猫。可愛いからと、小さな子供が家に連れて帰ったようです。小さいうちは可愛いですから。

でも、きちんと家猫として飼ってほしいですね。