いつの間にか生えてきて、シュンランと見間違えるヤブラン。
ヤブランは花が咲き、黒い実をつけるので区別できますが、花がない時は微妙です。
でも、一株だけ植えてあったら区別がつきにくいですね。
左がヤブラン。右がシュンランです。
ヤブランは葉の緑色が濃い感じです。
葉の違い
ヤブランの葉にはいくつもの線が見えます。それに比べてシュンランは中央の一本が目立ちます。
しかも、葉を曲げてみると、簡単にV字型になるので見分けがつくと思います。
ヤブランの根。細いです。
シュンランの根はこのとおり太いです。
でも、いちいち抜いて確かめることはしないでしょう?
葉の色と形で判断すればいいと思います。
さて、下の植物はどちらでしょう?
ヤブランです。
かなり大株になったので、すいています。
こちらは東側のシュンラン。
環境のせいか育ちがいいです。東側から日がさして、西日は当たりません。
花芽が他の場所よりもたくさんついています。
雑木林に生えていたシュンランは、冬の間、周囲の樹が葉を落とすので日が良く当たる場所でした。
でも、春~夏にかけて雑木林の木々たちの葉が茂り、やがて半日陰になってしまいます。
そういう場所を好んで自生しているんですね。
ところで、このシュンランの傍に生えてきたこの植物は?
葉の形からシュンランにも見えますが、距離を考えると、シュンランの株が増えたわけでもなさそうです。
一体、何でしょう?
楽しみです。