我が家にはいくつかのシュンランが植えられています。
《2018年 我が家で》
野生のモノと栽培品種。
野生のモノは近くの雑木林で見つけたモノです。
ネットの記事にある「林床(雑木林などの地表面)」に自然生える植物です。
自分が採集したモノは、大きなクヌギの根元に生えていました。
管理下にあるため、現在では植物の盗掘は禁止されています。
でも、今はクマザサが蔓延り、採集したくても、その場所に行くことは出来ない状態になってしまいました。
というか、現在は人間が雑木林を管理しないで、自然任せだと、こういうことになってしまうのでしょう。
クマザサの繁殖力はハンパないので、どんどん進出しています。
元々、シュンランは野生種なので、地植えの場合は植え替えの必要はありません。どんどん成長して大株になることを望んでいます。
自分は水やりなどの管理が面倒なので鉢植えにはしていません。でも地植えのためか丈夫な植物なのか、ほとんど手入れをせずに順調に育っています。
さて、東側のシュンランは芽がかなり伸びてきました。全く手のかからない植物です。
花芽が2つ見えました。
南側もこのとおり。
ところが、東側のウメの近くに植えていたシュンランを見ると・・・
「あらあら・・」
シュンラン全体が持ち上げられたように根が丸見えです。
どうして?
よく見ると、根の下にはウメの太い根と根が交差して見えます。
ウメの根が伸びてきて、シュンラン全体を持ち上げたという感じです。
これでは、今後、成長しづらいでしょう。
そこで、このウメの根を取り去ってみました。
地上に見えている根をノコギリで切断して引っ張ったら・・・土の中から根の先が現れました。
ウメの根もけっこう伸びるんですね。
左側の根が見えていたシュンラン。ウメの細い根に絡んでいました。
簡単には外せなかったので、無理やり外して取り除きました。
何年も放置していたので、株も増えていました。
そこで、このタイミング(植え替え) で株分けをすることにしました。
中央から切り分けました。
アジサイの脇が開いていたので、ここに植え直すことにしました。
普通なら花が咲き終わった後に植え替えするようですが、今回だけは例外です。
花芽はなかったので、今年の花は無理でしょうが、来年に期待したいです。
ということで、他のシュンランも気がかりです。
エビネもそろろそ植え替えないとなぁー。
植え替え時期は、開花前の3月頃か、花後の5月中旬、9月中旬~10月上旬がいいみたいです。
ただ、これも鉢植えの場合。
過去に一度、密集してきたので一度植え替えしたことはありますが、地植えなので、もしかしたら植え替える必要がないかもしれません。
自然界に植え替えってありませんから。