現在、セミの羽化ラッシュです。
これは、ヤブカンゾウの葉で羽化。
こちらにはサザンカ。いずれも1m以下の高さです。
ところが、これはウメの木。しかもてっぺんなので3m近くの高さがあります。枝に沿って登っていくので、長さにしたらかなりのもの。
どうして、こんな高いところまで行って羽化する必要があるのでしょう。
こちらはナンテンのてっぺん。やはり2m近くあります。
ニイニイゼミは1m以下とかなり低い場所で羽化していますが、なぜわざわざ高い場所を選ぶのでしょう。
こちらは抜け殻の隣で羽化していました。
こうしてみると、セミの羽化もおもしろいです。
庭で羽化を始めたアブラゼミ。
なぜ、羽化する高さが違うのか?
考察してみました。
たぶん、一番近くの植物や樹木の高さによって決まる。
登ったけれど、ヤブカンゾウは40センチ程度。だから、そこで羽化。
ウメは3m近くあります。登っても登っても、まだ上がある・・・ということで、どんどん上に登って行って、そこで羽化した。
つまり、初めに登った植物の高さで羽化する高さが違うんでしょう。