飼育ケース内ではなく、庭に支柱を立てて食草のヤマイモを誘引しています。
ここだけでなく、他の場所からもすくすくと伸びてきますが、それらは全て除去。
この支柱の周辺に生えてきたヤマイモ全てをここに誘引しています。
こうしておけば、ケースに入れなくても飼育が出来てしまいます。
巣を作るダイミョウセセリだからこその飼育方法です。この巣の中で蛹になります。
羽化を見たい場合は、その時に巣を隔離すればいいだけです。
ダイミョウセセリの巣です。
体が大きくなった分、巣も大きいです。写真のように、右側の小さい巣から次々と引っ越し、新しい大きな巣を作りました。
巣が移動しているのが分かります。
隙間から覗いてみると、、、いますね、幼虫。黒い頭部が見えました。
葉の裏側に逆さまになって貼り付いています。
どうして逆さま?
考えてみました。
たぶん・・・・雨が降った時のためでしょう。
葉が濡れて、水が浸入してきても、天井にいれば、水の被害を免れます。幼虫が葉の裏にいるのも天敵から身を守るため、そして雨を防ぐためもあるのではないかと考えました。
さらに食痕が大きくなりました。
隠れ家も大きくなりました。これは暗くなったので、フラッシュ撮影。こうやって辺りが暗くなっても、隠れ家から出てきて、葉をかじっています。
翌々日。
追記 : 2021.06.17_
そーっと覗いてみたら・・・ずいぶんと大きく成長しています。
そろそろ蛹ですかねー?