宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

玄関の外階段の手すりグラつき 中の部品がパイプ内に落ちてしまった

玄関の階段に取り付けた手すり。

足の悪い父や母のために取り付けていますが、一番上の金具部分がグラグラして固定されていません。

気になっていたので、六角棒レンチで締め直してもグラグラが収まりません。

そこで、この部分を取り外してみることにしました。

 

これがグラグラしていた部品です。

ネジがついていますが、下側には何もありません。

本来はこのネジで締めてパイプに固定される部品がついている筈ですが・・・

 

仕組みが分からなかったので、ネットで調べてみたところ、この部品は「パイプアンカー」というものだそうです。

アンカー」とは「錨」或いは「固定する」という意味。

ネジを締めることによって、下側の部品が広がってパイプ内部に密着し、パイプアンカーを固定する仕組み。

そのガッチリと固定されたパイプアンカーに金具を取り付けて使うようになっています。

 

ところが、振動のためか、初期の設置不良なのか、原因ははっきりしませんが、この部品が脱落してしまったので、金具がしっかり固定出来なくなったのでグラグラしてしまったようです。

この外れた部品。

たぶん直立したパイプ内部の下に落ちているでしょう。

 

パイプに落ちた部品を磁石で拾い上げようかとも思いましたが、面倒なのでもう一つのパイプアンカーと交換して取り付けてみました。

これがもう一つのパイプアンカー。

 

交換したところ、オレンジの部分がガッチリと固定され、手すりのグラつきがなくなりました。

とりあえず、修理完了です。

普通、業者がしっかりと施工していれば、こんなことは起こらない筈です。

もしかして手抜きされたのでしょうか?

でも、今回のようにパイプアンカーをしっかりと取り付ければガタツキはなくなりますから、参考にしてください。

 

分解の仕方が分かったので、パイプ内に落ちた部品をすくい上げてみたいです。

 

 

そう思って、パイプに落ちた部品を拾おうと再度分解

ところが、パイプアンカーが外れません。

もう少し回してみるかとネジを回し続けたら・・・

 

落ちた!

 

またまた、部品が外れて落ちてしまいました。

なんてこった。

 

たぶん、こんな風に落ちていると思われます。

ゴムも金具も支柱の内径より少し小さいくらいなので、そのままストーンと下に落ちている筈。

ただ、このパイプに入るぐらいの小さな磁石を棒に取り付けてくっつけようとしましたが、くっつかず、粘着テープを巻いた棒で試してもダメ。

パイプの中はこの通り見えないし、パイプは玄関に固定されていて外せません。

万事休すとはこれなり!です。

 

でも、このままでは引き下がれないので、パイプにモノを落としたときに使う掴めるツール、或いは強力磁石のついたツールを調べてみました。

 

そして、見つけたのが、

SK11(エスケー11) アンテナ式マグネットバー

マグネットキャップ付 最長84cm SMB-7N

支柱の高さは70㎝以上あるので、長くないと届きません。この製品は84㎝あるので、なんとか使えそうです。

ただ、どんなふうに落ちているのかが確認出来ず想像だけです。

この強力磁石でくっついてくれれば引き上げられますが、賭けです。

 

このカバーのようなものは、磁石が周囲の鉄のパイプにくっつかないようにするためのもの。

 

パイプの中にはパイプアンカーの部品が二つとゴムのリングが一つ落ちている筈。

さて、うまく取り出せるでしょうか?

 

くっつかない!

製品が届いたので、再度分解し試そうと思い、部品に磁石を近づけました。

でも、くっつきません。

「鋳物は磁石につかない?」

鉄の鋳物ならともかく、いろいろな合金だったりすると、磁石にはつきません。

結局、ダメでした。

 

次に買ったのが、パイプに何か詰まった時に取り出す「パイプクリーナー」

いわゆるマジックハンドです。

fogman パイプクリーナー ワイヤー

詰まり 掃除 掴む 拾う マジックハンド ロング 3m

フレキシブルで、爪は3.2㎝に広がり、手元のグリップを握ると爪が広がる構造。

四本の爪でつかむ・・という製品。

 

3mもあれば長さは十分ですが、果たして、この爪で金属部品をうまく掴めるかは不安です。部品自体重いし、掴むことが出来る形状なのかも分かりません。

これでもダメなら、またしても散財です。

いつかパイプが詰まった時には活躍しそうですが、今のところも使い道はありません。 

ワイヤーを丸めた状態では固くて爪は出せませんが、ワイヤーを伸ばせば使えます。ただし、グリップをかなりの力を入れないと飛び出しません。

それだけ掴む力が強いということです。

これなら、部品を掴む事さえ出来れば取り出すことが出来そうです。

まだ試してはいません。