宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

カラタチの枝と棘の処理

以前は農家の垣根で見かけたカラタチ。鋭い棘があるので、鉄条網の代わりになります。

でも、今時、一般家庭でカラタチなんて植えている家ってないですよね。

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、新しい葉が出て、棘が緑色をしています。この棘が曲者。まだ柔らかいので爪で楽々切ることが可能ですが、それがだんだん固くなり鋭くなります。

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写真のように棘の先が茶色になると、危険な植物に変身してしまいます。

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そんなカラタチの枝に産卵するクロアゲハ (2016年09月24日 我が家で撮影)

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カラタチの幹にも産卵。f:id:rmenx13:20211021143935j:plain

というように、カラタチはアゲハの食草です。

幼木のうちは棘の数も少ないので、棘の処理も短時間で済みました。でも、大きく成長したので、棘の数が手に負えないぐらい多くなってしまいました。

そこで、仕方なく根元から切ってしまいました。

 

一度目の棘の処理 (昨年)

枝を切るのは簡単ですが、鋭い棘は固いまま残り、ビニール袋に雑に詰め込むと、ビニールを破って棘が飛び出すので危険でした。そこで、一つ一つの棘を根元から切り落として、袋に詰め込んでいました。

枯れた棘でも、段ボールなら簡単に貫通してしまいます。f:id:rmenx13:20210508150230j:plain

それが前回。

 

今回は二度目です。

藪蚊もいなくなったし、作業がはかどりました。

固い枝や棘を金切りバサミで力を入れて切り落としました。結構固いです。何回も行うと、握力トレーニングになりますよ。お勧めです。

左手に交代。でも、どうしても利き手と違うのでぎこちないです。狙いがうまく定まらないという感じです。

前回同様に「セフティー3 GARDEN皮グローブ 豚クレスト M」という手袋をはめての作業です。

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数年前から放置状態だったカラタチの枝も処理しました。

こちらは年月が経っているので、だいぶ朽ちて脆くなっていました。

 

作業をしていると、「ブーン」という嫌な音が聞こえてきました。スズメバチです。

まだいたのか?

スプレーで追い払いましたが、二度もやって来ました。

やって来ると、必ずキンモクセイサザンカの葉にとまろうとします。f:id:rmenx13:20211020134130j:plain

この茂みの中に何かあるのでしょうか? 

目的は何?

 

さて、カラタチの古い枝はハサミを使わなくても、手袋で掴んでバリバリとやれば、簡単に折れてしまうくらいになっていました。

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新しい枝ではこんなに簡単には折ることは出来ません。f:id:rmenx13:20211020133115j:plain

積んであったカラタチの枝もまとめてビニールに入れて、揉むようにしてバリバリと崩しました。これは楽です。

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ただ、油断していると逆襲されます。手袋の縫い目から棘が突き刺さりました。f:id:rmenx13:20211020133245j:plain

幸い、皮膚までは貫通していないので大事には至りませんでしたが、油断と過剰の期待は禁物です。

こちらは・・・

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危ない、危ない。

いくら手袋をしているとはいえ、突き刺さります。

棘が垂直に刺さると手袋を容易く貫通してしまうので、作業は慎重に行う必要があります。

でも、この手袋、本当に使えます。