この前観たのが、「南極料理人」
<家族と離れてさみしいけれど、どんなときも、おいしいものを食べると元気になれる。>
厳寒の南極ドームふじ基地に、8人の男たちが観測隊員としてやってくる。主人公・西村淳の仕事は、隊員のために毎日料理を作ること。ときに贅沢な食材を用いて、手間ヒマかけて作った料理を、全員そろって一緒に食べる。みんなの顔がほころぶのを見ると、何にも替えがたいうれしさがある 遠く離れた日本では、妻と娘、そして生まれたばかりの息子が待っている。ふとした瞬間に頭をよぎる家族との思い出。
すると、なぜだか泣きたい気持ちになってくる。約1年半、究極の単身赴任はまだまだ続く──。観測隊員たちを待ち受けていたのは、日本の暮らしとはかけ離れた、想像を絶する南極生活。でも、美味しいものを食べれば元気が出る。料理がつなぐ人間のドラマは、こんなにも笑いと愛おしさにあふれている!(C)2009『南極料理人』製作委員会
2時間5分 2009《Amazonプライムビデオより》
この映画。
非日常の-54℃という、ペンギンもアザラシも、そしてウィルスさえも生きてはいけない極寒の南極の物語。
その基地で毎日、堺雅人演じる料理人の西村くんが 8人分の食事(三食)を一品一品を心を込めて作ります。
それぞれ個性的な隊員。それも面白いです。
そして食事時、温かい食事を味わいながら、わいわいとみんなで食べる光景。
ある時は・・・みんなが望んで作ってもらった料理を前に言葉が出ない隊員たち。これは、伊勢海老の刺身。
こんな分厚いステーキも出てきました。
出てくる食材は豪華でしたが、こんな極寒なら許せるでしょう。頑張ってるのですから。
最後の食事風景
金田浩(タイチョー) - きたろう : 「食事中ね、食事するのはやめないさい!」
本山秀行(本さん) - 生瀬勝久 : 「なんだよ、食事中に食事するのはやめなさいって」
金田浩(タイチョー) - きたろう : 「あっ、新聞読むの、やめなさい。首がおかしいから言葉までおかしくなっちゃった」(食事の前から首か正面を向かなくなってしまったのでした。)
食事の時は食事に集中。これっ、大事です。
食事って、こうやって大勢で食べるとさらに美味しさが増すし、食事の有難さが伝わってくる映画でした。
やっぱり大勢で食べる方が旨い!
「吟ずる者たち」
永峯明日香は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。目標を見失っていた明日香は父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にする。
「何度も試して直す。なんぼいけんかってもそこを見つけて、直す。わしゃあ負けんど」
明治初期、新米酒造家の三浦仙三郎は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われる。資金不足、両親、愛する養女の死。逆境の中、腐造を起こさない、安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出す。明日香は仙三郎の百回試して、千回改める『百試千改』の想いに強く惹かれる。
そんな折、父・亮治が突然倒れ、兄・創太は、たとえ仕込み中であろうとも蔵をやめるべきだと主張する。三浦仙三郎の想い、父が手帳に残した新酒への想い、明日香は、わだかまりを超え、『百試千改』のモノづくりに入る決心を固めるが━━。(C)2021ヴァンブック
1時間55分 2022
広島では毎回「腐造」に悩まされ酒がうまく作れないと悩み続ける三浦仙三郎、その末裔の明日香が父親の跡を継ぎ、三浦仙三郎の思いを現代に伝えようと酒作りを始める奮闘記です。
日本酒好きな方は必見かと。
今は、あの「タイタニック」もプライムビデオで観ることが出来ます。