TOKYO FM「サステナ*デイズ」
(木) 11:30-13:00
アートマネジメント・キュレーターの高根枝里がお届けします。
今日のテーマは「鳥の中に探すSDGs」
▼12:15頃~<ゲスト>
「シジュウカラ」には、驚きの言語があった!
京都大学 白眉センター・鈴木俊貴先生
どんな内容だったかというと、それに関する記事がこちら⇩
「単語や文法からなる言語を持つシジュウカラ まるで“バイリンガル”」
シジュウカラは3月ごろに木の空洞に巣を作り、卵を産むとオスとメスでひなを育てる。そのとき、天敵のアオダイショウ(ヘビ)を見つけると、「ジャージャー」という鳴き声を出して仲間に警告するとわかった。カラスやネコを見つけてもそんな声では鳴かない。「ジャージャー」と鳴くのは、ヘビを見つけたときだけなのだ。
「ジャージャー」はシジュウカラ語で、「ヘビ」を意味する単語なのではないか─そう考えた鈴木さんは、実験して確かめることにした。近づいてきたシジュウカラに録音しておいたいろいろな鳴き声を聞かせ、ヘビに見立てた小枝を動かして、どんな反応をするかを調べてみたのだ。すると、「ジャージャー」以外の鳴き声を聞かせたときは、シジュウカラは小枝に近づかなかった。また、「ジャージャー」という音を聞かせても、小枝の動きがヘビに似ていない場合は、近づかない。ところが、「ジャージャー」という音を聞かせて、小枝をヘビのように動かしたときだけは、小枝に近づき、しばらくしてから飛び立った。
《一部抜粋》
日頃、耳にするシジュウカラですが、言語を使い分けているなんて、初めて知りました。
*今週の「ダーウィンが来た」に登場するようです。