障子が外せれれば、こんな面倒なことをせずに済みますが、なんせ古い家屋なので障子を外せないのがつらいです。
さて、張り替える障子紙。一巻きで4枚分を張ることが出来ます。

図には、縦の長さが180㎝とありましたが、実際に測ったら縦の長さは170㎝あれば十分だということが分かりました。
張替え方法を考えてみました
障子を床に置いて張り替える動画はありますが、我が家のように障子が外せない場合の張り方は見つかりませんでした。
どうしたものか・・と考えた末、こんな方法を考えました。
一枚のまま張れればいいのですが、ガラス戸が邪魔して張ることが出来ません。一枚のままでは紙が大きいし、しかも重さも加わるので縦半分に切って使うことにしました。
作業は増えますが、この方が作業がしやすいでしょう。

続いて、機械で切断した真っ直ぐな方が真ん中の桟側に来るようにして、くるくると丸めます。
下側だけ仮固定し、糊を付け終わったら上に伸ばしていくという方法です。

反対側も同じように行えば、一枚の障子紙を張れたことになります。
作業開始
まずは長さを測って、障子一枚分の長さ170㎝)に切り取ります。

両側に印をつけて線を引き、ハサミで切りました。
心配なので、長さが十分かどうか実際にあてがって確認しています。
大丈夫、テープで仮止めする部分も問題はありません。

次に縦半分に切ります。
横幅が94㎝なので、丸めたまま半分の47㎝に切れ取ります。 
この時、きつく巻き過ぎると丸めた部分り紙が固くなるので、緩く巻いて切ります。
今回はハサミで切り分けました。

機械で切断した真っすぐな同士を中央で重ね合わせるので、ハサミで切って歪んでしまっていても支障はありません。

今回は模様のついた障子紙を使っています。

模様の上下を確かめました。
こういうこともあるので、障子紙は無地の方が無難ですね。
次に、糊で張る作業のお試し
床に置いて作業が出来ないので、障子を取り付けたまま作業します。
そのために、丸めた障子紙の下側を仮止めし、上方に伸ばして糊と接着させます。
*上からだと障子紙を仮固定しづらいし、誤って下にほどけてしまったら大変。

仮固定するときは、桟にピタリと合うようにします。これがずれていると後々厄介です。
この方法なら、なんとかなりそうです。
作業開始
①丸めた障子紙の下側を仮止めします。作業中に葉がけてめくれないようにとそして、養生テープを使ってガッチリと止めました。
そして、上にクルクルとほどいて桟の線にぴったりと合っているかを再確認します。
ここがもっとも重要です。

②次に、桟に糊をつけていきます。つけ忘れがないか確認します。
③ゆっくりと上に障子紙を持ち上げて張り付けます。
この時、障子紙がたるまないように障子紙を桟に押しつけながら、そして左右に伸ばすように張り付けていきます。
糊がついていると障子紙が濡れているので分かります。
★糊がついていない部分があった場合は、指に糊をつけて障子紙に塗り込み糊付けします。

④無事に張り終わりました。
あらためて、弛んでいないか確認。
障子紙を外側へと押すようにして、再度、糊と密着させます。
★多少の障子紙の歪みは、霧吹きで水をかければ解消されます。

部屋側から見た障子。
障子を動かすと、上側の紙がこすれていたので、そこだけ切り取りました。

障子を動かして、もう一つの障子を用意します。
作業手順は同じ。
こうして、二つの障子の片側だけに障子紙を張ることが出来ました。

⑤糊が半乾きになったら、余分な障子紙をカッターで切り取ります。
完全に乾いてしまうと、余計なところに障子紙が張りついてしまって大変です。
*もし、余分な障子紙が残ってしまったら、水を付けてこそぎ落とします。
今回、真ん中は切る必要がないので、上下と片側だけ切り取っています。
ただ、障子を寝かせていないので、カッターで切る作業は神経を遣いました。
⑥最後に霧吹きで水を吹きかけて乾燥を待ちます。

数時間後、完成です。

次回は残り半分の作業をします。