昨日、ヒメウツギが登場したので、庭植えしているヒメウツギについて書きたいと思います。
苗木を購入したのは、もうかなり前です。ウメの木の下に下草として植えました。
〇印が最初に植えた場所です。右の方は、ヤブカンゾウがあるので、その都度切っているので葉は見えません。左側には新しい葉がたくさん茂っています。
高さは30㎝程度ですが、左右に広がって成長します。
下に見える茎は全てがヒメウツギの茎。この茎を伸ばして・・・
茎からさらに別の茎が何本も生えています。
そして、茎が地面に接すると、そこから根を下ろします。そして、新しい株が出来上がります。
まだ、この位の小さな根だと、簡単に引っこ抜けますが、ガッチリと根を下ろされてしまうと抜くのも大変です。
下はヤブカンゾウの方まで伸びていた茎。しっかりと根がついています。
思い切って引っこ抜くと、長さは60㎝ほどありました。ヤブカンゾウの林を超えて、さらにその先で葉を展開していました。
まるで、前回のシロツメクサのようです。
植物の葉の下を地面に沿って、いつの間にか伸びる茎。
気が付かないと、「あれっ、」こんなところから?となってしまいます。
4月4日に植えたばかりのミヤマシキミ(下側の苗) 上は以前植えたもの。
まだ茎が見えています。
今は、ミヤマシキミの茎や葉が区別できないくらいにヒメウツギの葉が迫って来ました。
物凄い繁殖力です。
このままにしておくと、やがて成長の遅いミヤマシキミはヒメウツギに覆われてしまいます。そこで、当然、剪定をしました。
ヒメウツギを増やしたい場合は、根のついた茎を別のポットに植え替えれば増やすことができますが、そんなに増やしても仕方がないので切ってしまいました。
地植えの場合、容赦なく繁殖するので、頃合いを見計らって剪定することをお勧めします。
「もったいない」と切らずにおくと、大変なことになってしまいます(笑)
とにかく、庭いじりはマメな除草と剪定、これが大事です。