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不思議なことにシロツメクサが生えていない場所がポツンポツンとあります。
きっと土を踏み固めてしまったことが原因でしょうね。全てにシロツメクサが生えていたら見た目も良くなります。
今回は、シロツメクサが生えていない場所に種を蒔きました。
シロツメクサを避けながら、その地面を「熊手」で引っ掻きました。
この道具、とても便利です。
写真のように、それほど深くは掘り起こせませんが、根っこの短い雑草ぐらいなら引き抜くことが出来ます。
小石や余計な植物がごっそりと抜けました。
植物の根や小石などを取り除き、平らにしました。
下の画像の枯葉がある場所は、ホトトギスが伸びてくる場所なので、ここには種を蒔きません。
庭の土。あまり良い土ではありません。
造成地の土
元々、造成地の庭には石などが多く含まれている場合があり、植物を育てるには不向きです。
知り合いは南側の土地を買い取って、花壇にしようと土を掘り返しました。
ところが、出てくるのは石ばかり。石の山が出来てしまいました。
これで半分くらい。まだ、たくさんありました。
ここまでひどいとは・・・・
我が家の土は粘土質
深く掘ると粘土質の層に当たりました。水を入れると溜まってしまい、地面になかなか染み込みませんでした。そこで、さらに深く掘りました。
そんな訳で、庭の全ての土を改良することは出来ず、植物を植える場所だけに腐葉土や赤土などを入れて土壌改良をしました。
植えたい樹は植木屋さんで調達
ホームセンターは比較的にメジャーで人気のありそうな木々が並んでいます。でも、比較的小さな株のものしか置いてありません。種類もそれほど多くはないので、お目当ての植物がない場合もあります。
小さい株だとどうしても間隔を開けずに植えてしまいがちですが、その樹がどれだけ枝を広げるのか、どれだけ高く伸びるのかを調べておかないと、あとが大変です。
「剪定すればいい」
でも、その「剪定」が大変なのです。
また、ホームセンターには華やかな花たちが多く、目移りしそうです。でも、自分に興味がないものは買いません。植物だらけになってしまうからです。
自分が植えたい樹木を探すなら植木屋さんで捜した方がいい場合もあります。
近くの植木屋 (造園もしている) は、店舗の外に地植えしていたり、根蒔きしてある苗が置いてあります。植栽用の樹木を探すには、こういう専門店がいいです。
自分も練馬・小平・・・と何軒も回りました。
株立ちのシャラは練馬で見つけました。背が高かったので、店の方に「切りましょうか?」と言われましたが、なんとか車に積み込んで運びました。
珍しい樹木などは、こういった植木屋さん巡りで見つかることもありますね。
以前通い詰めたオザキフラワーパーク⇩
さて、このシロツメクサの生えている場所も粘土質。
本来なら、土壌改良した方がいいのでしょうが、グランドカバーなのでそのままにしています。
購入したホワイトクローバーの種。
何粒入っているのか分かりませんが、物凄い数が入っていました。
パラパラと蒔きました。
この他にもシロツメクサがない場所があったので、そこにも種を蒔きました。
軽く土を被せて発芽を待ちます。
踏みつけにも強いグランドカバーが相応しい
シロツメクサの良いところは冬でも枯れない事。青々していて殺風景にはなりません。
また、踏まれても強いので、枯れることもありません。
ネットをみると、グランドカバーとして、他にも色々な種類の植物が紹介されています。
観賞用ならともかく、その上を平気で歩いたり出来ないと困ります。
常緑のジャノヒゲやヤブランは踏みつけには強いですが、可愛い花は咲きません。しかも、ヤブランは背が高すぎます。
芝の花も目立たなくて寂しいです。
ある記事では、花が咲くツルニチニチソウやクリスマスローズをグランドカバーに挙げていました。
鑑賞用に植えるならいいですが、その上を踏みつける勇気はないでしょう?
自分の考えているグランドカバーと、少し意味合いが違うような気がします。
お花畑のように奇麗な花が咲くカーペットのようなグランドカバーでは、もったいなくて歩くことを躊躇してしまいそうです。(笑)
でも、シロツメクサなら・・・
空き地や草原に普通に生えているので歩いたり寝転がったりしても抵抗がありません。
しかも丈夫。
だから、グランドカバーとして適していると思えるのです。
雨が多かったこともあり、根を出し始めました。
発芽率、高いですね、この種。
あんなに小さな種から根が伸びて双葉も出てて・・と、この生命力には感心します。
この分だと、今年はシロツメクサで埋め尽くされそうです。
そして、白い花が咲く頃にシジミチョウがやってくるでしょう。