犬の散歩道の途中にある家のおじいちゃんは大の犬好きで、以前大きな犬を飼っていました。
犬を連れた人が通りがかると、立ち止まって、いつも犬談義を交わしています。
我が家の犬を見つけると、大きな声で「〇〇!」と犬の名前を呼びます。
おじいさんが大好きので、すぐさま駆け寄ります。
餌をくれると思っているからです。
道端で会う時もありますが、その時も同じように名前を呼びます。
そして、犬が近寄ると、おもむろにポケットから何やら取り出して、犬にくれるのです。
でも、それがチーズだったり、時にはウィンナだったり。
犬に人間の食べ物を与えることはダメなんですね。塩分などが多く含まれていますから。
おやつに与える魚も塩気のない専用のモノを与えています。
でも、そんなことを知らないのか、人間が食べても美味しいモノを差し出すので、困惑しています。断るのも失礼だし。
という我が家でも母が食事の時に、パンやウィンナを与えていたようです。
食事の時に、必ず母の部屋の中に入っていきます。
それは餌がもらえると学習してしまったからです。
でも、そんなものばかり食べさせていると、やがて病気になり、苦しむのは犬です。
それは虐待に近いのかもしれません。