宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

ジャコウアゲハ 蛹に

外で飼育していましたが、大きくなった幼虫は飼育ケースに入れて育てています。

一頭蛹になりました。

上に見えるケースにへばりついている幼虫は、そろそろ蛹になりそうです。

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下の二頭はまだまだバリバリ食草を食べています。これぐらい大きくなると、葉を入れてもあっという間に食べつくしてしまいます。

その食草。アケビのように、絶えず芽を出して伸びるわけではなく、春に伸びただけで、その後はツルも芽も出しません。

これでは夏型の幼虫のエサが足りないのではと心配になっています。

 

ネットの記事を見ると、秋までに何度も芽を出します・・と書かれていますが、芽が出ませんね。

ウマノスズクサなんて、人間からすれば、やっかいな雑草。(他の蝶の食草もです)

だから、伸び放題になっていれば、すぐに刈り取られます。人間は奇麗好きなんです。

近くの雑木林も年に二度は草刈りをして奇麗になっています。でも、そのたびに、蝶や他の虫たちの居場所が失われているんですよね。

環境美化って、それは人間のためのモノ。地球上で共に生きている虫たちには迷惑なだけです。いや、もっと考えれば絶滅の危機にさえあります。

 

同じウマノスズクサを食草とする「ホソオチョウ」は、まだ見かけたことがありません。