アオスジアゲハの食樹であるクスノキ科のシロダモ。
クスノキは「トトロ」に登場するように大木になり、庭植えは無理です。
その点、シロダモは現在2m弱。刈り込んでしまえば低木として管理できます。
そのシロダモが芽吹き、薄茶色の柔らかい葉をたらーっと下げています。
一つの枝から4方向に延びているので、このままでは葉っぱだらけになると思い、間引きをしました。
その時、まだ新芽の葉の所々に穴が開いているのを発見。裏返してみると、3mmほどの小さな黒っぽい幼虫がいました。
さらに違う葉を見ると、それよりもさらに小さな幼虫を見つけました。
他にもいるかなーと辺りを見回すと、1つの葉に二つ黒い卵が見つかりました。そして、もう一つ。
今朝、アオスジアゲハが庭にやってきているのを見かけたので、「もしや」と思っていましたが、やっぱり産卵に来ていたのですね。
そのまま放置してもいいですが、自然界では寄生蜂にやられることも多いので、隔離することにしました。
さて、人工飼育になるので、容器の清掃と餌の入れ替えが欠かせません。
昨年の今頃、やはり幼虫や卵を見つけ飼育し羽化させました。また今年も無事に育って大空に羽ばたいてほしいです。
それから数日後、アオスジアゲハがやって来ました。
葉にとまるも産卵はしないこともあります。お目当ての葉が見つかると、素早く産卵。
そして5,6個所に卵を産み付けました。時間にして5分くらいでした。
この少し前、同じシロダモのてっぺんにキチョウが・・・。