今まで十数年にわたり使っていた水生植物用の衣装箱。
経年劣化も始まり、なんといっても見た目が汚い。
そこで、新しくメダカ水槽に交換することにしました。
まずは、衣装箱の移動。
水量があるので、そのままでは持ち上げられません。
水を他の入れ物に移しました。量は計ってはいませんが、けっこう入っています。
だいたい水を抜いたところで、持ち上げてみました。これなら移動できそうです。
衣装箱が空いた場所に、メダカ水槽を裏返して、外周をなぞります。
後は、ひたすら土を掘り出しました。
すり鉢状になったところで、メダカ水槽を仮に置いてみます。
まだ、取り除けていない土があって、メダカ水槽は浮き上がっています。
水槽を嵌めたまま、クルクルと回転させると、水槽が当たっている壁面は土が滑らかになります。逆に滑らかでない部分はまだ隙間があるということです。
土を取りだしたり付け足したりしながら高さを調整をしました。
地面の高さより少し上に出るように置き、メダカ水槽の周囲の隙間に土を入れました。まだ隙間は空いていますが、雨が降れば土が流れ込み、やがて落ち着くでしょう。
水槽の中には、ミツガシワの鉢を一つだけ入れました。それしか入らないからです。
やっぱりメダカ水槽自体の容量が少ないですね。
ただ、ミツガシワは鉢の底からいくつもの根を伸ばし、そこから芽も出て蕾まであります。
ミツガシワの根を切らないように、そーっと水槽の中に入れました。
そして、抜き取った水を戻しました。まだ水は濁った状態ですが、そのうち沈んで透き通ってくるでしょう。
ひょうたん池の灰色と色は違いますが、衣装箱よりもマシです。
ただ、衣装箱よりも水の量が少ないのが気になります。
こうして見ると、水抜きの穴の位置が少し高いです。この穴に向かって雨水が流れるようにと、穴の方が低くなるように水槽を傾けました。
蕾を持っているミツガシワ。
昨年はエビネの蕾もヨトウムシに食われました。でも、水の中に植えてあるのにどうやって辿り着いたのでしょう。泳いだのかなー?
今年は、監視を怠りませんよ。
水生植物の剪定は、花が咲いた後にゆっくりと行うつもりです。
メダカは2匹健在でした。ヤゴが1匹見つかりましたがそのままです。いわゆるビオトープですから・・・
もう一つの鉢に植えていたコウホネは枯れてしまったのか、見当たりませんでした。
水面にいた2mmほどの虫。蚊?