宙ぶらりん

気が向いたら・・・・

Amazonプライム 「空母いぶき」

レビューを読むと、悪い評価が多いです。原作と違う・・・というのが一番多いかな?

原作は知らないし、ただ映画として見ました。

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スクリーンショット

ぶくまる – 書店員おすすめの漫画・本を紹介!書店員が選んだ「本当に面白い漫画・本」をご紹介!によると、

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【ネタバレ注意】実写映画化で注目度アップ! 『空母いぶき』の魅力を書店員が徹底考察
2019年5月24日より、実写映画が全国公開された『空母いぶき』(小学館)。主演の西島秀俊さん、佐々木蔵之介さんをはじめ、豪華キャストが出演する注目作です。

作者は、『沈黙の艦隊』(講談社)、『ジパング』(講談社)といった大作を世に送り出してきた、かわぐちかいじ先生。重厚なドラマと、迫真の兵器描写にはさらに磨きがかかり、巻を追うごとにストーリーは複雑に。これから『空母いぶき』の世界を堪能したい! という方に向けて、書店員が徹底解説いたします!

《中略》
『空母いぶき』の物語は、20XX年10月4日に起こった、中国人3名による尖閣諸島上陸事件から始まります。尖閣は中国固有の領土と主張する彼らは、海上保安庁による救助を拒否。

中国政府は空母艦隊を救助に向かわせ、艦載機によるミサイルの威嚇射撃まで強行します。武力衝突を避けた日本政府は、上陸者を中国側に引き渡すことに。結果的に、一発の威嚇ミサイルによって日本が中国に屈服した形で、事態は収束します。・・・

原作と違うというレビューが多いですが、どう考えても、実存する中国という国名をそのままは使えないでしょう。もし、中国としてしまうと、国交に問題が生じてしまいそうです。だから、「東亜連邦」という架空の国家に設定したんですね。

当然、原作者も製作に関わっていたでしょうけれど、原作と全く同じ内容では映画は作れないでしょうね。

ストーリー・脚本・配役・映像など、高額な製作費を使って作られる映画ですから、時間をかけて練られた内容だと思います。

原作を読まれた方が多かったので、逆に批判が多かったのでしょう。

 

アニメの実写化については、「ゆるキャン△」でも「宇宙戦艦ヤマト」でも、必ず批判が出ます。それは原作をよく知っているからです。深く見ていればいるほど、原作に忠実じゃない、これは違う・・と批判が起きてしまう。小説でも、原作と全く違う映画になってしまうことも多いです。

 

原作は原作、映画は映画ですから、そう考えて観ることをお勧めします。

これは映画、実際の戦闘ではありません。一般的なドラマと同様に架空の物語フィクションです。娯楽映画と割り切れば・・・

戦闘シーンの緊迫した様子・映像は見ごたえがありました。また、エンディングの「Silent Night」の歌が流れながら、乗組員一人一人が見せる表情も抒情的でよかったですよ。

結局、三度見ました。