キャンプブーム、そして新しい製品が次々と販売されるようになったおかげ、そして、SNSの急激なニーズのためか、動画を誰でも気軽に配信出来るようになりました。
プロからアマチュアまで、門戸が広がりました。
YOU TUBEでも、たくさんの動画を見ることが出来ます。
動画作成ソフトでかなり凝った演出をされている方、普通に撮られている方など様々です。
そこで感じたのは、動画を見ている方のキャンプレベルの事。
キャンプ歴が長く、いろいろな道具に精通されている方と初心者の方では、同じ動画を見ても、捉え方・感じ方がれぞれ違うということ。
ある新製品のレビューの動画の場合だと・・・
ベテランキャンパーなら
・「こんなことぐらい知っているよ」
・「バナー(横断幕)じゃなく、バーナーだよ」
・「ユニフレームじゃなくて、sotoのフィールドホッパーだろう?」
・「最初からOD缶を逆さま? はじめは普通(正立)に点火して、少し経ってからOD缶を逆さにするんだ」
初心者だと、知らなかったこと、初めての事ばかりで・・・
・「へぇー、こんなこともできるんだー、やってみたい」
・「この製品、欲しい!」
・「今度、真似してやってみよう」
知識のあるキャンパーだったら、全く問題にもされないことでも、初心者だと内容を鵜呑みにしてしまい、もしかしたら実際にやってしまうかもしれません。
それが安全に大きくかかわることであれば、大問題です。
大勢の方が見ている影響ある動画だからこそ、しっかりした知識の元、あるいは自分がしっかりと使い込んで発信してほしいものです。
「○○しそう・・」と、想像で書かれたレビューでは困りますよね。
YOU TUBEには、たくさんの動画があります。中には「?」という動画があることも確か。また自己満足でアップしているものも・・・。
俄かキャンパーが気軽に発信できるので、こんなことが起こってしまいます。
ただ自分やその家族、グループの楽しそうなキャンプ風景を見ていても、おもしろくもなんともありません。(見たくなかったら見なければいいだけ)
何かしら参考になるだろうと動画を見ている方がほとんどだと思います。
最近では、なんでもかんでも自己責任で済ますことも多くなりましたが、自己責任で怪我をしたり事故にあっては困ります。
そうならないためにも、ユーザーが賢くならないといけない時代になりました。
後で痛い目に合うのはユーザーですからね。