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今日11月24日は、フレディー・マーキュリーの命日です。(1991年11月24日)
自分のコメントよりも、的を得ているコメントを紹介します。
自分,クイーンがデビューしたころ高校でロックバンドをやっていたリアルタイム世代の老兵です。当時、クイーンがポップ性を増し始めた頃は仲間で酷評したりしていました。。。40数年も前のことですが、本作を観て,マーキュリーや「伝説のギタリスト」メイに謝りたくなりました。
本作はそのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽制作担当した由、それだけで本気度は十分。そしてマーキュリー役のパフォーマンスの詳細がほとんどホンモノなみで,さらにメイ役,テイラー役が,プレイをふくめて実際のかれらの70年代を鮮やかに再現したごとくで,感心感動せざるをえませんでした。「輝ける七つの海」の伝説的"震える"ハーモニー部分などを含め、名曲の誕生秘話もすばらしいアクセントです!
本作はとくに、マーキュリーの個性と人間的苦悩,やがてすべてを乗り越えて昇華していく彼の人生を描きつくした,優れたヒューマンドラマでもあるとおもいました。マーキュリーがバイセクシュアルと知られたころ,リアルタイム世代の自分たちはそりゃそうだろう,と殆ど驚かなかったです。どっちでもよい,彼は超越的な音楽家であることは認めていたのです。
永遠のベスト・トラック「We are the champions」がヒットした当時,評論家やメディアはクイーンは自分たちが王者だとはなんとおごっている,などと批判したりしました。しかし本作は,これはともに辛くても苦しくても,最後まで生き切ろう,そうすれば友よ,われわれはみんなチャンピオンなのだ,とうたった、秀逸な人間賛歌なのだと。マーキュリーが到達した極みであったその真実を,鮮やかに強調してくれています。
誰しもが満足度が高いであろう、傑作です。そしてまさに人間賛歌なのだとおもいました。天国のマーキュリー氏も喜んでいることでしょう。星5つです。
最後のコンサートの場面は圧巻です。
お勧めです。
下はLive Aidでの動画です。
Queen - Bohemian Rhapsody (Live Aid 1985)
こちらは映画とコンサートの模様を上下で同時に見ることができる動画。