母が「床漬(糠漬け)の中に入れるといい」と、鯛の頭の話をし始めました。弟の奥さんから聞いた話だそうです。
鯛の頭を焼いて、糠床に入れる。
ということで、スーパーに買い物に行ったついでに、鯛の頭を探してみました。
大きな魚屋ではないので、鯛の頭なんて置いていません。もちろん鮭の頭も。鮭でもいいそうです。
刺身のパックが並んでいるコーナーにはありませんでした。ところが調理場の前にはウマヅラハギ、太刀魚に交じって、鯛が3匹並べて売っていました。
この鯛の頭だけ欲しいけれど、そういうわけにもいきません。
そこで、お刺身に捌いてもらうことにしました。値段は一尾780円。
調理場では、慣れた手つきで捌いています。数分待って出来上がり。
家に戻って、刺身の柵を少し大きめに切り始めました。ところが、「あっ、骨が残っている」
中央を指でなぞると、ポツンポツンと指が引っかかります。
中央にいくつも小骨が残っていたのです。
さっそく刺抜きを用意し、一本一本抜きました。
これはやっかい。
お願いしなかったからでしょうか、骨はぬいてくれなかったんですね。
でも、パックで売られている鯛の刺身よりも、美味しかったです。
こちらは一緒に買った太刀魚。500円。
本当はこれだけが欲しかった! 鯛の頭。
さて、これを焼いて糠床に入れるというのですが・・・